熊(クマ/くま)
主に山岳地帯や森林に生息します。秋期に豊富に栄養を摂って冬季に冬ごもりを行います。冬眠中のクマは体温が下がり、呼吸数や心拍数が減るとともに、餌や水を口にしなくなるだけでなく、排泄や排尿も見られなくなります。主に植物食傾向の強い雑食です。成獣の雌は7~8か月の妊娠期間を経て、約1~4子(平均で約2子)を出産し、冬ごもり中に幼獣を産みます。
冬ごもりのための食料を獲る時期の秋口を中心に、クマが人里へ下りて人間に危害を加えたり、農作物を食い荒らすなどの被害が多く報告されています。人間が襲われる事もあり、一度人間の肉の味を覚えたクマは、今度は人間そのものを「エサ」と看做し、手当たり次第人間を襲うようにります。この場合、早急に駆除をする必要がありまが、クマ狩りをすると北海道のヒグマなどは気配を消し待ち伏せする事もあるので注意が必要です。